歴史から学ぼう【教養としての世界史の読み方/本村凌二】

歴史から学ぼう【教養としての世界史の読み方/本村凌二】

こんにちはケイシー(@kc_8o8)です。

正直な話、僕は世界史が苦手です。

横文字の名前を覚えるのも大変だし、その時代風景をイメージするのが、うまくできないのです。

 

ですが、何の巡り合わせか【教養としての「世界史」の読み方】という本を手にとりました。

夢中で読み進め、読み終わるころには「もっと世界史を知りたい」と世界史に対する考え方が180度変わりました。

 

【教養としての世界史の読み方】はどのような本なのか?

 

グローバル化が進んでいる今、英語がペラペラな日本人も珍しくありません。

もちろん、世界を相手に仕事をするには英語を話せる・読める必要があるからです。

しかし、

スキルとしての英語が話せても、教養がなければ本当の意味での会話を楽しめないというのです。

その、作者が言う教養というのが「古典」と「世界史」で

グローバルスタンダードには必須な条件だが、日本人の苦手な内容といいます。

その、どうにも興味の持ちにくい世界史を、今までとは別の視点、読み方で解説していくのがこの本なのです。

7つの視点で語られており、その内容が

 

 

第一章 文明はなぜ大河の畔から発祥したのか

第二章 ローマとの比較でみえてくる世界

第三章 世界では同じことが「同時」に起こる

第四章 なぜ人は大移動するのか

第五章 宗教を抜きに歴史は語れない

第六章 共和制から日本と西洋の違いがわかる

第七章 すべての歴史は「現代史」である

という構成になっています。

 

ケイシー
うーん…すでに難しそう

難しそうに思えますが、本当にわかりやすく、今までになかった視点から解説されていて、世界史の苦手な僕でもスラスラ読めました。

そして、「世界史くらい勉強しなきゃな〜」ではなく

「もっと世界史を勉強したい」って思っちゃうくらい魅力的な内容だったのです。

 

 

ローマの歴史の中には人類の経験が全て詰まっている

 

作者がローマ史の専門家という事もあり、ローマの事が結構多く書かれています。

僕の中でのローマのイメージといえば、漫画「テルマエロマエ」や、コッロセオくらいの知識しかありません。

もっと勉強しているはずなんですが、ほとんど覚えていないです。

ケイシー
カエサルとかマルクス・アウレリウス・アントニヌスとか偉人の名前だけ覚えている

聞いた事あるなあ〜ってくらいで、何をした人かまでは…さっぱりです。

 

では、なぜローマなのか?

それはローマほど広大な地域を、ローマほど長く(1500年)支配した国はないからなのです。

 

その長い歴史の中には様々なことがありました。

その出来事から現代も学ばなきゃならないのです。

例えば、今ヨーロッパで起きている移民問題。

この移民問題もローマ帝国は経験しているのです。

 

そう、ゲルマン民族の大移動です。

ケイシー
聞いたことある!内容はわからないけど

気候変動による寒冷化。

ゲルマンより東方の騎馬民族「フン族」が西に移動してきたことにより、ゲルマン民族がおしやられて大移動がおこったと言われています。

 

 

そのほかにも今、アメリカが経済的・軍事的に衰退していっても、世界のトップでいる理由はなにか?

それは文化面(音楽、映画、テレビ)の影響力がすごいからなのです。

 

これもローマ帝国に似ていて、軍事・経済が衰退していっても、文化(ローマニゼーション)の影響力が強かったといいます。

ローマの歴史から学ぶ事は多いのです。

そのほかにも

・ローマはなぜ偉大になったのか?

・ローマはなぜ滅びたのか?

・ローマの生活レベルは高い(18世紀まで、人類はローマのレベルにまで達することができなかったと言われるほどに)が、なぜ産業革命の時のようにならなかったのか?

・ローマと日本は似ていて、ローマに滅ぼされたカルタゴも日本と似ている?

 

といったように数多く、ローマに関する事が書かれています。

 

 

大航海時代の東アジアの偉人、ラッバーン・バール・サウマー

 

ケイシー
らばーん?誰その人?

 

日本ではマルコポーロは有名だが、東アジアの世界ではラッバーン・バール・サウマー無名。

しかし、彼の功績は大きいと言われています。

僕はこの本を読むまで名前を聞いた事もありませんでした。

まだ、僕の知識でサウマーの事を説明するのは難しいので、気になる方は調べていただきたいのですが…ものすごく簡単に言うと

中国の皇帝から派遣され西にゆき、東アジアとヨーロッパの架け橋になった人

といったところでしょうか。

 

また、サウマーのほかにもインド–アラビア半島–アフリカと大航海した鄭和(ていわ)という人物もいます。

ヴァスコダガマと同じルートをたどっていますが、鄭和の方が80年以上も早く航海しているそうです。

 

ケイシー
ヴァスコダガマしか知らないっ

 

といったように、ローマ以外の歴史も紹介しつつ、本当に色んな角度から世界史を読み解いています。

 

この本から感じたこと

 

最後に、この本を読んで歴史を知るっていうことは本当に大切な事なんだと感じました。

 

ウクライナとロシアはなぜあのような事になっているのか?

中国はどうしてこのような政策をとるのか?

 

今起こっている様々な問題も、その国の歴史や民族の歴史を知らないと本当の意味で理解する事はできないんだ。ということです。

 

「なるほどな」と思うような内容ばかりでしたが、その中でもより印象に残っているのが

日本人が学校で習う歴史の知識は、受験を目的としたものになってしまっているから、つまらない。

という作者の言葉です。

 

たしかに、僕は学生の頃、世界史を勉強していて面白いと思ったこともないし、覚えるの面倒だなとすら感じていました。

 

しかし、この本は今までにないくらい面白く歴史を語ってくれました。

世界史が苦手なのに、なぜこの本を手に取ったのか、わかりませんが、これをきっかけにもっと世界史を学んでいきたいです。

 

教養としての「世界史」の読み方

 

沖縄在住の27歳、派遣社員。やりたいことはいっぱい、収入はちょびっと。 好奇心旺盛なインドア派

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